静けさとともにある、美しい日本の道具たち| 扇子、苔、つくばいが語る、初夏の風景 。
2025 / 05 /12日本の夏には、静かに心をととのえてくれる美しいものたちがあります。
風にそっとなびく扇子、深い緑に包まれた苔、そして静かに水音を響かせるつくばい。
それぞれは小さな存在ですが、私たちの暮らしに「静けさ」という豊かさを届けてくれます。
金魚が泳ぐ、夏の扇子
KASHIKOの金魚扇子は、涼やかに泳ぐ金魚が描かれた、夏を包む一枚。
そっと開くたび、風が生まれ、音が生まれ、心に余白が生まれます。
日々の喧騒のなかで、手のひらの中に小さな静けさを持つ。
それは、日本人が昔から大切にしてきた“涼を楽しむ”という知恵かもしれません。
苔に宿る、時の美しさ
苔は日本庭園に欠かせない存在。
長い時をかけて静かに育ち、やわらかな緑で地面を覆います。
派手さはありませんが、その穏やかな佇まいは、見る人の心を落ち着かせてくれます。
苔を見つめる時間は、自分の呼吸を感じ、季節の移ろいを感じる時間。
KASHIKOでは、苔の動画や風景もあわせて、ものづくりの背景としてご紹介しています。
つくばいに映る、静謐のこころ
茶の湯の庭にある「つくばい(蹲)」は、客人が身をかがめて手を清めるための水鉢。
水の音、苔むした石、そして差し込む光。
その一つひとつが、自然と人との調和を語りかけてきます。
つくばいの前に立つと、自分が自然の一部であることを思い出させてくれる。
そんな体験を、KASHIKOの映像からも感じていただけたら嬉しいです。
静けさを贈る、KASHIKOの夏
KASHIKOが届けたいのは、ただの道具ではありません。
そこに宿る「静けさ」や「四季へのまなざし」、そして「自然とともにある暮らし」です。
扇子を広げる所作、苔に目を留める時間、水音に耳を澄ますひととき。
それらすべてが、KASHIKOのものづくりの背景にあります。
今年の夏は、心静かに過ごすための道具たちとともに。
KASHIKOのアイテムが、あなたの日常にそっと寄り添えますように。
扇子セット(扇子・扇子袋・高級化粧箱入) 金魚 絵/九谷焼色絵 柴田 有希佳
KASHIKOオリジナルの扇子セットです。九谷焼作家の柴田有希佳が扇子面に金魚が優雅に泳ぐ様を描きました。扇子と専用の高島ちりめん扇子袋をセットにした商品です。高級化粧箱に入っているのでギフトやインバウンド向けのお土産に最適です。
サイズ<扇子>約210mm <扇子袋>W40mm×H225mm
価格:4,500円(税込4,950円)/個